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大切な人への贈り物に

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観光バスとは、観光スポットを巡回するバスのことを指し、たいていは団体ツアー用にチャーターされるものです。
そのため、観光バスは貸切バスとも呼ばれることがあります。観光バスの特徴は、内部にさまざまな趣向を凝らしていること。
カラオケ用の機材やビデオモニター、シャンデリアなどが施されていることもあります。
また、夜行バスほどではないものの、通常の路線バスに比べて長距離を移動することが多いため、
座席は新幹線のように進行方向に向かって並べられており、すわり心地やスペースの広さもゆったりとしています。
また、観光バスには運転士のほかにバスガイドが添乗しており、お客様への案内やバスから見える観光名所の紹介などを行っています。

観光バスの行かない…―埋もれた古寺 (1962年)【商品詳細
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観光バスとの戦い
 著者は1950-80年代に寺社、奈良、京都、仏像についての文章で活躍した人物。
本書は、単行本(1962年)と文庫版(1975年)の2種類がある。
 もともと1960-61年に『芸術新潮』に連載された紀行文。当時、奈良や京都の寺社は急速に観光地化しつつあった。観光バスが横付けして、団体客がぞろぞろという風景が出現しはじめていたのである。そのなかで、人に知られず参拝客もまばらな寺を探し、訪れてまわったのが本書ということになる。
 取り上げられているのは、関西の寺。京都の高山寺、泉涌寺、浄瑠璃寺、曼殊院、永観堂、奈良の室生寺、般若寺、当麻寺、兵庫の鶴林寺、無動寺、大阪の東光寺、四天王寺別院勝鬘院、滋賀の渡岸寺など。
 これらの寺を訪ねて、仏像を拝ませてもらう。淡々とした文章ながら、寺や仏像の魅力が的確に伝わってくる。また、社会情勢とからめた文章も多い。
 執筆されたのは半世紀近く昔である。永観堂や渡岸寺、室生寺など、すっかり観光地化してしまったところも少なくない。まさに「観光バスの行く」寺になってしまったのである。一方で、このころのままの雰囲気を保っている寺もある。どちらが良いかは難しいところだが…。本書を片手に両方をめぐってみると面白いと思う。
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